カナメクラフトです。

10月も終わりに近づき、浜松の西部地区にも秋の風が心地よく吹き抜ける季節になりました。

朝の現場では、遠州の空気が少しひんやりと感じられ、職人たちの手にも季節の移り変わりが伝わってきます。

浜名湖の方から吹く風に、どこか潮の香りを感じることもあります。
木材の香りと混じり合って、なんとも言えない「秋の現場の匂い」になるんです。

この時期は、夏ほどの暑さもなく、仕事も少し落ち着いて進められる時期。
合間の休憩時間には、温かいお茶を片手に、色づきはじめた木々を眺めながら小休止。
そんな穏やかな時間の中に、ものづくりの原点を感じます。

私たちの工務店がある浜松西部は、海と山に囲まれた自然豊かな地域です。
地元の木を使い、地元の職人の手で、一軒一軒丁寧に家づくりを続けています。

季節の移ろいとともに、暮らしも少しずつ形を変えていきます。
秋の夜長、皆さまもどうぞゆっくりとした時間をお過ごしください。